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学長メッセージ

貴島 勝郎 Kijima Katsuro
工学博士


●1967年3月 九州大学工学部造船学科卒業
●1972年3月 九州大学大学院工学研究科造船学専攻博士課程修了
●1972年4月 九州大学工学部造船学科講師/助教授を経て
●1986年12月 九州大学工学部造船学科教授
●2007年3月 九州大学定年退職/九州大学名誉教授
●2007年4月 長崎総合科学大学工学部船舶工学科特任教授
●2008年6月 学校法人長崎総合科学大学理事
●2009年4月 第16代学長に就任


専門分野は流体力学、船舶流体力学、操縦制御工学、船舶復原性など。

プロフィール/宮崎県出身。工学博士。九州大学名誉教授。専門は船舶工学。1978年4月〜9月オランダのデルフト工科大学、同年10月〜1979年3月アメリカのマサチューセッチュ工科大学で客員研究員として船舶操縦性能に関する理論的研究を実施。日本造船学会理事、日本航海学会評議員、国際海事機関(IMO)の国際会議では日本政府代表として船の操縦性能基準を策定。また、国際試験水槽会議(ITTC)操縦性技術委員会委員長、日本学術振興会「海上輸送に関するアジア交流事業」協力大学委員などを歴任する。現在は日本船舶海洋工学会名誉員。


 はじめまして。皆さんがこれから生きていこうとする21世紀は、同時に皆さんが自ら築いていくべき時代と言えます。しかし新しい時代を切り拓き、またその社会を生きていくというのは、いったいどのようにしてなしうるのでしょうか。
  少し反省してみれば分かるように、私たちが生きているこの社会と時代はますます変化の度合いを強めています。たとえば半世紀前には世の中に存在しなかったジェット機やコンピュータ、携帯電話、液晶テレビ、デジタルカメラなどは今や完全に日常化し、私たちの生活に不可欠なものとなっています。同時に、地球規模での環境問題やエネルギー・人口・食料・国際平和等の新しい問題が発生し、全人類が早急に解決すべき大きな課題となりつつあることも疑えません。そして一方、どの時代にあっても人間が人間として生きていくための、それゆえの悩みや悦びがなくなるわけではありません。
 長崎総合科学大学は建学以来、「ものづくり教育力」を基学としてつねにヒューマンで小規模な特性を保持しながら、こうした時代と社会の要請に応えうる高等教育・研究機関として、次世代の人材を育成することをめざしてきました。
 現在、本学では工学部、情報学部、環境・建築学部という3学部と大学院を擁し、21世紀社会にとって最も大切な技術・情報・環境をキーワードに総合的で最前線の教育・研究に取り組んでいるのもこれにほかなりません。高い志と情熱をもつ新しい仲間たちがこの長崎の地に集い、共に学び、本学の充実とさらなる発展・変革に寄与してくださることを期待します。

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